ヴァチカン美術館の鑑賞を終え、サン・ピエトロ大聖堂へと。

 

 

4時間にもわたるヴァチカン美術館の鑑賞ツアーを終えて、次はサン・ピエトロ大聖堂へと移動します。

 

初代ローマ教皇でもある、使徒ペトロの墓所を祀る聖堂が起源となった大聖堂ですね。もちろんキリスト教会としては世界最大級で、ローマ教皇が住むヴァチカン宮殿に隣接しています。夕刻の写真なのですが正面のファッサードには夕日が当たっていませんね。ということは後壇が西向きにオリエント!?

 

 

バロック芸術の巨匠ベルニーニが設計した広場の中央には、古代ローマの時代にエジプトから運ばれたオベリスクが立っています。

 

 

正面左側の宮殿通用口には容姿端麗なスイス人衛兵の姿が今日も。スイス各地の教会から推薦された選ばれし者のみが果すことのできる、誉れ高いお務めです。

 

 

正面のアーチをくぐると豪華に装飾されたアトリウム、そして聖堂に続く5つの扉があります。右から二番目「秘跡の扉」が通常の見学者入口で、左から二番目の「善と悪の扉」が出口になります。

 

 

一番右側にある「聖年の扉」は25年に一度、聖年の年にだけ開く扉です。ローマにある4大バシリカの「聖なる扉」をくぐると、特別な赦しが得られると言われています。

 

 

身廊に入ってすぐ右側に、人だかりのできているところがありますね。幕の後ろには有名なあの作品が・・・。

 

 

ミケランジェロ26歳の作品「ピエタ(慈悲)像」です。十字架から降ろされたイエス・キリストと、キリストを抱く聖母マリアの悲しみの表情はローマに来たら必見ですよね。

 

 

そして大聖堂に入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、眩いばかりの壮麗な装飾。スタッコ、大理石、ブロンズなどの像だけでも400体以上あるという、世界最高で最大の芸術劇場です。サン・ピエトロ大聖堂を訪れると観光客が「スタンダール症候群」に罹ると言われるのも納得できますね。遠くの参拝客の大きさで、隔世感溢れる天井の高さが感じられるかと思います。

 

 

こちらがラファエロの絶筆となった祭壇画『キリストの変容』のレプリカです。天啓によってキリストが神であることを認識する場面と、悪魔に取り憑かれた少年が奇跡で治癒する場面が、一つの画面に描かれています。それにしても美しい。
 

 

ベルニーニ作の大天蓋も大聖堂内の見どころの一つです。この巨大なブロンズ製の天蓋の真下に、聖ペトロのお墓があります。強い力でねじ曲げられたヴァナキュラスな印象を与える4本の柱で、重厚な天蓋が支えられていますね。後陣には同じくベルニーニ作の「聖ペテロの司教座」が少しだけ見えています。この椅子は教皇だけが腰掛けることを許されているそうです。テレビ中継の準備のためでしょうか、残念ながら本日は立ち入り禁止のようです。

 

 

大天蓋の真上を見上げると、ミケランジェロが設計した有名なクーポラを内側から眺めることができます。高さ138メートル。よく見ると円形の黄金モザイクで聖人たちが描かれているのですが、今日は太陽の光で神秘的に光り輝いています。

 

 

大天蓋の位置から入口方向を見るとこんな感じです。大聖堂の中にはたくさんの礼拝堂や歴代教皇の墓所があり、一つ一つが彫像で美しく飾られています。輝かしい縁起と2000年の歴史、空間のスケール、装飾の完成度、どれをとっても世界最高峰のバシリカでしょう。カトリックの信者にとっては、一生に一度は訪れたい巡礼の地です。

 

 

さてイタリアのデザートといえばジェラート。今回の旅行で、一生分のアイスクリームをいただくことになりました。

 

 

☆室内気候研究所

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